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尊厳の回復プロジェクト
マーガレット・ロボ国際会長の12月10日アピール
「尊厳の回復プロジェクト」
エチオピア・アジスアベバの「ハムリンろう孔救済支援基金」
ろう孔(瘻孔・フィスチュラ)とは、医学用語で、体の器官に空いてしまった、本来あるべきでない孔のことを言います。
難産の際、産道の胎児の頭による圧力が原因となり産道や直腸、膀胱、時には大腸に血が鬱積して組織が壊死し不自然な切れ目や穴が開くことがあります。
その結果、胎児は通常死亡し、母親には失禁症状が残ります。
産科ろう孔をわずらった女性の多くは、子供を失い、精神的にも不安定な中、常に尿や便が漏れ出て、そのにおいなどもひどく、歩行困難となる場合もあり、通常の生活ができない状況となります。
先進国であれば、鉗子分娩や、最終的には帝王切開により回避できるトラブルです。
家族からも阻害され、家を追われ、地域からも村八分の仕打ちを受けるケースが多く、自殺例も報告されています。村はずれでひっそり生活をする他、生活費を得るための売春を行うもの、都市部に出てきてホームレス生活をする女性もいるのです。
その数は、主に南アジアとサハラ砂漠以南のアフリカ地域に200万人(毎年5万〜10万人の新規患者)といわれています。
「アジスアベバそう孔病院」は、産科ろう孔の治療だけを専門に行う世界で唯一の施設で、40年以上もの間、無料でフィスチュラ罹患者の手術を行ってきたキャサリン・ハムリン医師が率いています。
完治が不可能で継続的な医療ケアーを必要とするろう孔患者女性のために、継続的な医療ケアーを提供し、工芸や編み物といった様々な技能や、児童養護施設で手伝いをする保育助手や介護人また、予防のための啓発活動も行い、多くの女性と女児を助ける活動を続けています。
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